ヨーグルトよもやま話
ヨーグルトが日本に伝わったのはいつ?
ヨーグルトの歴史は古く、牛や馬、羊などを家畜として飼い始めた時代、古代メソポタミア文明を生み出した紀元前三千年ころとされています。日本にヨーグルトがもたらされたのは、飛鳥時代のようです。
日本に仏教が伝来した時の仏典に 「牛は乳を出し、乳より酪を出し、酪より蘇を出すが如し。蘇から醍醐を出す。醍醐は最高なり」とあります。
最高の美味である醍醐味はここから来た言葉だとされています。
「酪」 「蘇」 「醍醐」 は古来の乳製品として知られています。
牛車や農作業の役牛から取った貴重な牛乳を煮詰めたり、天日にさらしたものが「酪」 とされていますから、その過程で自然発酵していれば、「酪」は発酵乳の原型と考えられます。飛鳥時代には早くも牛乳やヨーグルトが健康に良い食品として珍重されていたのかもしれません。
しかし、日本では牛乳や乳製品の摂取は根付かず、平安時代の末期には姿を消していたようです。
本格的にヨーグルトの製造、販売を始めたのは明治乳業で1990年(昭和25年)のことです。